登場人物
ランチョー
演 - アーミル・カーン、日本語吹替 - 平田広明
フルネームはランチョルダース・シャマルダース・チャンチャル。好きなことを突き詰める人生を信じる ***
下载/download/otomedream/ダウンロード*** 奔放な青年。モットーは「Aal Izz Well」(うまくいく)。競争社会の制度に疑問を抱いていて、度々学長やチャトルと衝突する。頻繁に授業を追い出されたりしているが、成績は首席。発明の天才で、その場のありあわせで器用に道具を作り出す。途中、実家が大金持ちらしいことが示唆されるが、素(xing)は10年後まで明らかにされない。10年後の彼を探す旅の中で、本名であるはずのランチョルダース・シャマルダース・チャンチャルは彼の名ではなく、彼の父が召使いをする家の子で、彼は勉強嫌いな本当のランチョーの替え玉としてICEに通っていたという事実が発覚する。大学卒業後は、辺境の田舎町で、貧しい子供たちの為の小学校を作り、パジャジ・チェータクを改造した米の粉砕機や、自転車の力で動くバリカンなどと言った発明品を作りながら、子供たちに学問を教えていた。
ファルハーン・クレイシー
演 - R・マドハヴァン(英語版)、日本語吹替 - 高木渉
眼鏡をかけた丸顔の青年。本作のナレーションを務め、彼の視点でストーリーが進む。実家は平凡な家庭で、産まれた瞬間からエンジニアにすると決められたが、本人は工学よりも動物の写真撮影の方が好き。父親に頭が上がらない。
ラージュー・ラストーギー
演 - シャルマン・ジョーシー、日本語吹替 - 川田紳司
家が非常に貧しい苦学生で、家族の生活を背負っているため常にプレッシャーに苛まれ、お守りの指輪や信仰を手放せない。工学を愛しているが、成績はギリギリで合格ライン。
ピア・サハスラブッデー
演 - カリーナ・カプール、日本語吹替 - 井上喜久子
本作のヒロインでヴァイラス学長の娘。医学生。兄がいたが、亡くなっている。婚約しているが、ランチョーと出会い恋に落ちる。
ヴィールー・サハスラブッデー
演 - ボーマン・イラーニー(英語版)、日本語吹替 - 玄田哲章
ICE学長。通称は本名を略したヴァイラス(ウイルスを意味する)。競争社会を支持する厳しい教育者で、ランチョー達を目の敵にしている。
チャトル・ラーマリンガム
演 - オミ・ヴァイディア(英語版)、日本語吹替 - 水島裕
実家が裕福で嫌味な男。通称サイレンサー(すかしっ屁を意味する)。ウガンダ生まれでヒンディー語があまり得意ではない。勉強熱心だが、何事も教科書通り記憶し、テストで点数を取るだけで他者に伝えるわかりやすさや物事の理由を突き詰めようとはしない。ランチョーと対極のキャラクターであり、勉強ばかりしているのにランチョーに負けているため彼を敵視している。
10年後には大会社の副社長になっており、ランボルギーニ・ディアブロやボルボ・XC90に乗るほど経済的には成功しており、高名な発明家と契約を行う大事な取引を控えている。
モナ・サハスラブッデー
演 - モナ・シング(英語版)、日本語吹替 - 石塚理恵
ピアの姉。妊娠している。
スハース・タンドン
オリヴァー・サンジェイ・ラフォント、日本語吹替 - 土田大
ピアの婚約者。ICE卒業後に経営学を学び、アメリカに就職する予定の銀行員の男(xing)でかなりの金持ち。しかし、あらゆるものをブランドと金でしか評価しない男で、ランチョーからは「値札人間」と評されている。
マンモーハン
演 - ラフル・クマール(英語版)(少年期)、ドゥシャント・ワーグ(英語版)(青年期)
ランチョー達の友人。学生ではなく大学内で荷物運びなどで働いている小柄な青年。通称ミリ坊主(もしくはミリメーター)。
ジョイ・ロボ
演 - アリ・ファザル
ICE学生の青年でランチョー達の先輩。田舎の村出身で、村で初めてのエンジニア候補。大学で数少ないランチョーの同類で、競争ではなく発明に情熱を注ぐ。しかし経済的に困窮している家庭の事情で時間がかかってしまい、卒業製作が間に合わなくなってしまう。
フンスク・ワングル
400以上の特許を持つ発明家。10年後のチャトルが契約を取るために交渉中の相手。