「ああ――なんて芳(かぐわ)しい香りなんだ。 お前の血は、さぞや美味いのだろうな」
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<作品概要>
『夜の都』と呼ばれる、数多くの種族が共生する街がある。
その都市を納める主は吸血鬼──つまり、貴方の一族の宿敵。
名をラファイエット(CV:初時チェリー様)といい、夜の王とも呼ばれていた。
貴方は今まで何人も人間に仇なす吸血鬼を屠ってきた。
しかし、この夜の王は人間に敵対せず、極力関わらない道を歩んできた。
できれば討伐などしたくないと思いつつも、貴方の立場がそうはさせてくれない。
そして、ラファイエット討伐のために一族の者と偵察を行っていた最中のこと。
崖の上から地形を確認していると、突如貴方の乗る馬が暴れ出した。
制御を失ったまま、貴方は馬と共に崖を滑落してしまい、そこで意識を手放した。
次に目を覚ました時、貴方の目の前には見慣れない部屋が広がっており──。
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<登場人物>
【ラファイエット】
吸血鬼の王の一人。
数百年生きており、多種族が暮らす『夜の都』を統括している。
遠乗りの最中に傷ついた貴方を見つけ、保護した。
吸血鬼狩りだと言うことは分かったが、一目惚れをしている。
冷静沈着で、紳士的。
血の渇きで支配欲と*喵喵喵*に突き動かされる自分を好ましく思っていない。
永遠に生きることに飽きており、どこかで終わりを望んでいる。
【ヒロイン(リスナー)】
吸血鬼を狩る一族の当主の娘。
一族の皆からは「姫」と呼ばれている。
心優しい女(xing)で、吸血鬼狩りをすることに罪悪感を感じている。
一族の謀反により、暗殺されかかったところをラファイエットに救われた。
夜の都でと過ごす中で彼に恋をして、体を重ねてしまう。
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<トラック一覧 (約97分)/SEなし差分あり>
■01_夜の王(05:15)
目を覚ました貴方の傍らに、見慣れない男が座っていた。
男がラファイエットと名乗ると、ハッとして剣を探す。
しかし、全身に著しい重みを感じ、目の前の宿敵に事情を聞くことに。
聞けば貴方は2ヶ月ほど意識を失っていたようで──。
「ああ、まだ名乗っていなかったな。ラファイエット、と言えば分かるか?」
「敵に情けをかけられるのは不服か? だがまだもうしばらくは、ここにいてもらうぞ」
■02_夜の都の真実【耳舐め、キス、焦らし】(19:41)
『夜の都』で療養を始めてから、半月が経った。
肉体の衰えは徐々によくなり、ぎこきないながら歩けるようにもなった。
早く元のレベルにまで体を直して、いずれは彼を──。
けれど、自分に優しく語りかけるこの男が人間の敵には思えなかった。
「美しい手だ。お前はこんな華奢な手で──戦うのだな」
「何も怖いことはない。ほんの少し、お前に触れるだけだ」
■03_夜明けの約束【キス、耳舐め、あまあまセックス】(21:27)
ラファイエットと触れ合っている内に、辺りはすっかり暗がりになっていた。
自分をリラックスさせるための時間だと思っていたが、彼はすっかりその気のようで。
有無を言わせぬ雰囲気に断れるはずもなく、甘く体を重ねることに──。
「さあ、姫。言ってくれ。俺が欲しいと──言えるか?」
「分かっているとも。お前は狩人の姫。俺達とは永遠に相容れない」
■04_裏切り(04:30)
一族が待つ人間の街へ戻った貴方を待っていたのは、壮絶な裏切り。
地下へ監禁され、あわや慰みものにされそうなところに、ラファイエットが駆けつける。
そうして難を逃れ、彼に連れられて『夜の都』へ帰ることになった。
「怪我は──ないはずがない、か。遅くなってすまない」
■05_再会と願い【耳舐め、あまあまハードセックス】(19:14)
貴方は守ると決めた者達に裏切られ、何を信じればいいのか分からなくなっていた。
けれど、敵と定めていたラファイエットだけは、変わらず貴方の味方でいてくれる。
この城で過ごした時間を思い返しながら、貴方はラファイエットに身を任せ──。
「そのまま目を閉じていろ。もう何も怖くない。お前は俺の腕の中にいる」
「ああ、だめだ。待ってくれ。お前の血の匂いが──たまらない」
(ルート分岐)
■06_永遠の眷属【*喵喵喵*化、ハードセックス】(17:11)
■07_狩人としての決意(05:53)
◇おまけ
・フリートーク_初時チェリー様(03:00)
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<制作情報>
CV:
[ラファイエット]初時チェリー様
[男]鷹取レイジ様
シナリオ:砂月美乃様
イラスト:びねが~様
ロゴ:T奈様