[b][羽根ロム]パラレルぱにっく[/b]
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学園恋愛AVG
問題を起こさず、平穏な高校生活を送ると決めたあの日から、
朝日は高校時代最後の夏を迎えていた……。
今朝見た占いの結果が良くなかったせいなのか、それとも単に運が悪かったのか、
朝日は突如、退学のピンチに立たされていた。
「俺がなにしたって言うんだ!!」
良く掃除のいきとどいた部屋。独特の雰囲気を醸し出している数人の生徒……。
朝日は、自分の置かれている状況に、いまだに納得がいかなかった。
「まったく見覚えがないと言いたいのか?」
眼鏡をかけた生徒の一人が呆れた様子で、
先ほどまで俺の手に握られていたタバコを差し出した。
「俺のじゃねぇーよ!!」
それは俺のじゃない。それだけは、胸を張って言える。
そう、確かあれは、数時間前……。
例年続く猛暑と、壊れてしまったエアコンのせいで、昨夜は熟睡することができなかった。
寝不足と、木 ***
下载/download/otomedream/ダウンロード*** の涼しさから、朝日はゆっくりと目を閉じた。少しだけ、ほんの少しだけ、寝るつもりで……。
「おい……。もう起きないとやばいんじゃないか?」
聞き覚えのない声に、俺はゆっくりと目を覚ます。
「あんた誰……って、やっべ!寝過ぎた!!」
時計に目を向けると、時刻は既に昼休みを過ぎている。
今から教室にいっても、完璧に授業中だ!
「慌てても仕方ないだろ」
そんなにマジメなお前なんて似合わない……
そいつの言い方は、どうも引っかかったが、今は誰だか知らない奴にかまってる暇なんてない。