優しく穏やかな音楽教師、観月匡哉(みづきまさや)。
あなたはそんな彼に片想いする女子学生。
卒業前に、せめて彼にこの気持ちを伝えたい......。
そう思い告白するけれど、彼は彼女の言葉を優しく受け流してしまう。
せめてもう少し真剣に受け止めてくれたら――。
諦めきれないあなたは、そう言って再び気持ちをぶつけるが、彼はそんなあなたに、いままで見せたことがない冷たい顔を見せて......。
「はぁ......。まったく迷惑な話だな。僕をくだらない恋愛ごっこに巻き込むのはやめてくれないか」
外面の良い音楽教師と、猪突猛進な女子学生との、誰にも内緒の恋愛物語。
■観月匡哉(みづきまさや)27歳
裕福な家に生まれ育ち、幼い頃からピアノを弾いて育った。
音大を卒業し教師になってからも、放課後にはよく音楽室でひとりピアノを弾いて過ごしている。
優しく穏やかで誰に対しても人当たりが良いため、教師としての評判は良い。しかしそれは仕事用の顔であり、実際は神経質で気位が高い。
生徒に慕われ告白されたことも何度かあるが、彼女たちを恋愛対象と考えたことはない。
主人公から告白された時も、最初は他の生徒たちと同様に考え、面倒ごとに巻き込むなとうんざりしている。
01 序奏 ~君の気持に応えられない~
02 agitato ~鬱陶しくてたまらない~
03 giocoso ~こんなはずじゃなかったのに~
04 leggero ~君は僕のストーカー?~
05 sentimentale ~試してみようか~
06 tranquillo ~後悔しない?~
07 dolce ~僕は駄目な大人だから~
08 dolente ~離れたくない~
09 serioso ~冷静でなんていられない~
10 appassionato ~直接触れてもいい?~
11 終奏 ~君の声を聴かせて~
S特 頑張った君に、ご褒美を
公式特 私の大好きな先生
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